FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

引きこもりカクメイ

お正月も何事も無く過ぎ去った。今年は「無事是凡人」と生きたいものある。
テレビも新聞もない生活は、余計な情報が入ってこない分だけ、心静かに過ごすことができる。今年の課題は「忘れて」生きたいと考えている。呆ける前に自らの意志で忘れたい。

 三が日は川原家を建て屋台をした。売り上げはともかく、若者との協力で出店できたことはよかったと思っている。自家製小麦粉とジビエで鹿肉まんを販売した。

仕事=雇用=人生というおかしな常識に、多くの若者は本能的に気がつき始めている。現状は引きこもり、不登校という事でしか、自己表現や自己防衛ができない人が多い。現代社会の閉塞感の表れでもある。思考の停滞とも廃頽ともいえる。視線を変えることで解決の糸口を手にすることはできる。
 
現在の日本社会に不登校、引きこもり、ニートと言われる若者が何人いるだろうか。200万人は超えているだろうか?。昔インドを旅していたとき、乞食と言われる経済活動に従事しない(できない)人が2億人、人口の2割いる現状を目の当たりにしたことがある。今のインドの現状は知らないが、当時の強烈な衝撃は今でも自分の中にある。人口の2割は経済活動に直接従事しなくても、家族生活が成り立っている現実があった。実際スラムと言われる場所にもぐりこみ、生活を体験したことがある。もちろん様々な問題はあるが、そこには家族の営みがあった。多くの子供たちのくったくのない笑顔があった。

 今の日本で、家族の中で引きこもりが一人でもいると、家族は暗澹たる気持ちになり、肩身を狭くしながらの生活を強いられてしまう。引きこもりでなくても、今の社会常識という枠から、少しだけはみ出して生きようとするだけで、周りからは集中砲火を浴びることになる。人格や存在そのものを否定されることになる。自分の人生も正に周りからは、否定され続けている人生である。ただ自分の気持ちに素直に生きたい。自分の気持ちが納得できる、生き方をしたいと言うだけであるのに。法律を犯したわけでもなく、借金を踏み倒したわけでもなく、善意の第三者を騙したわけでもないのに。ただ一時定職に就いていないと言う理由だけ、ダメなやつと烙印を押されてきた。戦争に協力しないものは、非国民であるという時代と同じことがおきている。当時どれだけ多くの若者が、赤紙一枚で徴兵され学徒動員され特攻隊とし戦場に散ったのか。国家の為にという大義名分の下で、多くの国民が心身ともに傷ついたのか。今どれだけ多くの若者が、景気回復と言う経済戦争で傷ついているのか。歴史は繰り返すと言うが、理不尽な現実である。

 経済が発展することで幸せな人生が、待っていると言う幻想は崩れた。現実の社会現象が証明している。理屈ではなく現実の事実が実証している。冷静な理性で判断すればわかることである。経済だけでなく、政治も医療も科学も教育も宗教も福祉などあらゆる分野でそのことは実証している。人間が良かれと考え作り出した、社会制度そのものが破綻している。既に破綻している制度に若者をはめ込もうと必死にもがいている。末期症状である。お互いに不幸の連鎖に巻き込まれている。「もういいだろう」 競争を止めても。

 生き方のカクメイを起こすときが到来していると思う。引きこもりカクメイである。疲れたら休んだらいい。気が済むまで休んだらいい。働きたくなったら働けばいい。働くとは経済活動だけではない。精神活動もある。経済活動を休んで精神活動をしたらいい。各自が精神と経済のバランスを取ったらいい。他人の作った社会制度に、無理やり自分を合わせ、従属しなくてもいい。人間の作った社会制度が全てではない。ほんの一部に過ぎない。本は自然にある。その本に気がつけば、自ずから道は開けてくる。経済活動に従事する前に、精神活動をして自己の存在に気がつけばいい。それから経済活動に従事しても遅くない。経済活動は年を取ってからでもできる。精神活動は、若くエネルギーがあふれているときでなければ難しい。ものには順番がある。順番を間違えていることが現代社会の矛盾した現状を生み出している。順番が乱れるから、秩序が乱れる。心が乱れ心身ともに病むことになる。順番とは競争をしての、優劣の順位ではない。本来のあるべき姿である。秩序とは他人から強制されるものではない。自らも意志で自らを修めることである。

 個人差があるが、40歳ぐらいまでは精神活動を最優先させ、ものの道理が理解できたら経済活動をすればいい。若いときは引きこもって精神活動をしたらいい。今の日本社会は感情的に偏りすぎている。理性と感情のバランスを取ったらいい。カクメイの第一歩である。他人を傷つけようというのではない。他人と競争して優劣を付けようと言うのでもない。他人を蹴落として権力の座に着こうというのでもない。人としてどう生きたらいいのか、冷静に考えてみようというだけである。誰に遠慮もいらない。寝る場所と食べ物があればいい。少しのお金が有ればいい。次の世代も同じようにしたらいい。競争を止めたらいいだけのことである。自らの人生を、無駄に犠牲にすることはない。自分で自分を傷つけることはない。まして他人を傷つけるような事態は避けて通りたいものである。

 幸いなことに、今までの多くの人たちの犠牲と貢献のお陰で、カクメイの条件は整っている。日本の社会は成熟してきた。今なら精神と経済のバランスを取ることができる状況にある。経済戦争に白旗を掲げ、休戦したらいいだけのことである。時が来たらゆるやかな経済活動を営んだらいい。多くの人たちが、ゆるやかな人生を送れるようになるだろう。社会がゆるやかな理性の本で、多様な目的観と価値観で成り立つようになるだろう。順番は先ず自然に依存したらいい。次に自分の中に依存できる杖を作りながら、社会制度を活用したらいい。現在の日本には未だ自然がある。疲弊したとは言え社会制度もある。どうせ引きこもるなら、正々堂々と安心して引きこもればいい。引きこもることは悪い事でも間違いでもない。人としての成長過程であり、生きるための正当防衛である。

人間が作り出した貨幣制度と教育制度に縛られ、お金のために不安や恐怖を動機として労働に従事することはない。せっかく人としての生命を受けたのだから、本来の自分に目覚めたらいい。自らの意志で生きたいように生きたらいい。自然を意識して、自然の恵みを享受しながら生きたらいい。
自然を知り、自分を知り、足るを知る。先ずは自分ひとりのカクメイ。正月早々の独り言。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。